現在、サッカーU-23日本代表はAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026に臨んでいる。1月20日にはU-23韓国代表を1-0で下し、ロス五輪世代(21歳以下)で本大会に挑む日本は年上相手に高い完成度を見せている。すでに佐藤龍之介や大関友翔はA代表デビューも果たしているが、他にも将来有望な選手は多い。今回は、今大会で戦うメンバーからフル代表に推薦したい5名を紹介する。[4/5ページ]
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MF:石渡ネルソン(いしわたり・ねるそん)
生年月日:2005年5月10日
所属チーム:セレッソ大阪
今大会において、なかなか本来の実力を出しきれていないように見える石渡ネルソン。20日のU-23韓国代表戦でも84分からの出場で、クローザー役としてやや不安を残した。
だが、2025シーズンにいわきFCで見せたクオリティを発揮できれば、今回のチームでも確かな立場を築けるはずだ。
185cmの大型ボランチは、権利を保有するセレッソ大阪から2023年に愛媛FCへレンタル移籍。翌2024シーズンも再びローンでいわきに加入した。
この東北の地で、同選手の才能は開花する。公式戦通算30試合で6得点1アシストを記録。持ち前の稼働範囲の広さと積極的な攻撃参加で結果を出し、2026シーズンからセレッソへの復帰が決定した。
前への推進力はこの1年で着実な成長を示し、プレッシャーを受けながらドリブルで運ぶ場面を何度も作った。
たとえば昨季のJ2リーグ第22節・RB大宮アルディージャ戦。フル出場を果たした石渡は、83分に逆転弾を決めている。
センターライン付近でボールを持つと、相手ゴール方向へボールをキャリー。相手選手2人に前を塞がれながら、利き足でない左足をバイタルエリアで振り抜き、ネットを揺らした。
“ボックス・トゥ・ボックス”で躍動できる選手はどのチームも欲する存在で、現在の石渡にかかる期待は大きいだろう。
セレッソに復帰する2026シーズンは、より一層激しいプレッシャーにさらされるかもしれない。
まずは万全な状態でJ1で戦うためにも、現在戦っているU23アジアカップを良い形で終えたいところだ。
あと1試合で挽回できる実力は、疑いの余地なく備わっている。

