
アーセナル冬の大失敗補強5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門アーセナルが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[1/5ページ]
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MF:ヘンリク・ムヒタリアン(アルメニア)

アーセナルMFヘンリク・ムヒタリアン【写真:Getty Images】
生年月日:1989年1月21日
移籍金:3400万ユーロ(約61.2億円)
在籍期間:2018年冬~2020年夏
公式戦成績:59試合9得点13アシスト
アーセナルで22年間指揮を執ったアーセン・ヴェンゲルは19シーズン連続でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得していた。
しかし、2016/17シーズンを5位で終えたことでCL出場権を逃すなど、ヴェンゲル政権の末期はやや停滞感のある戦いが続いていた。
結果的に最後の指揮となった2017/18シーズンは冬の移籍市場で逆襲をかけたビッグディールを締結する。その1人がヘンリク・ムヒタリアンだった。
アルメニア人MFはドルトムントで印象的な活躍を披露していたが、2016年夏に移籍したマンチェスター・ユナイテッドで苦戦を強いられていた。
それでも期待値が高かったこともあり、契約満了が間近に迫るアレクシス・サンチェスとの実質的なトレードのような形で、3400万ユーロ(約61.2億円)の移籍金でガナーズに加わった。
ムヒタリアンの獲得は、同じ冬の移籍市場でドルトムントから加入したピエール=エメリク・オーバメヤンの移籍にも大きな影響を与え、ガボン代表の勧誘に一役買ったそうだ。
移籍後初先発となったエヴァートン戦で3アシストを記録するなど、上々の新天地デビューを飾る。だが、その後は大きなインパクトを残せず、2020年夏に前シーズンからローン移籍していたローマにフリーで移籍。
レンタル期間を除く約1年半の通算59試合で9得点13アシストと、アーセナルでは求められていたほどの成績を残せなかった。
36歳となった現在もインテルでプレーし続けていることを踏まえると、彼のプレースタイルとプレミアリーグの相性が悪かったのかもしれない。