
アーセナル冬の大失敗補強5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門アーセナルが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[3/5ページ]
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DF:セドリック・ソアレス(ポルトガル)

アーセナルDFセドリック・ソアレス【写真:Getty Images】
生年月日:1991年8月31日
移籍金:フリー
在籍期間:2020年冬~2024年夏
リーグ戦成績:64試合2得点5アシスト
ポルトガル代表メンバーとしてユーロ2016(欧州選手権)を制したセドリック・ソアレスは、アーセナルでは不動の地位を築くことができなかった。
2019年12月にミケル・アルテタが監督に就任すると、2020冬の移籍市場で即戦力の獲得に動く。現政権の最初の補強であるパブロ・マリに続いて獲得したのがセドリックだった。
当時のアーセナルは右SB(右WB)が補強ポイントであり、怪我以降は最大の強みだったスピードが失われつつあったエクトル・ベジェリンと本職が中盤のエインズリー・メイトランド=ナイルズでは大きな不安があった。
そこで白羽の矢が立ったポルトガル代表DFには即戦力としての働きが求められていた。
しかし、膝の負傷と鼻の骨折で2019/20シーズンはわずか5試合の出場に留まる。
翌シーズンも開幕からふくらはぎの怪我で離脱が続き、復帰後はUEFAヨーロッパリーグ(EL)での出場がありながらも、プレミアリーグではメンバー外の試合も多かった。
キーラン・ティアニー不在時に左SB、冨安健洋の不在時に右SBでの起用があった一方で、彼らがスカッドに戻れば出場機会は限られた。
加入からアーセナルでのラストシーズンとなる2023/24シーズンまでバックアッパーの立場から抜け出すことができず、在籍した4年間で公式戦64試合の出場に留まった。