
アーセナル冬の大失敗補強5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門アーセナルが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[4/5ページ]
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MF:キム・シェルストレーム(スウェーデン)

アーセナルMFキム・シェルストレーム【写真:Getty Images】
生年月日:1982年8月24日
移籍金:75万ユーロ(約1.3億円)
在籍期間:2014年冬~2014年夏
公式戦成績:4試合0得点0アシスト
キム・シェルストレームはスウェーデン代表で歴代3位となる131試合に出場している。出場試合数で見ればズラタン・イブラヒモヴィッチよりも多い同国のレジェンドだ。
しかし、2014年1月にスパルタク・モスクワからのローン移籍という形で加入したアーセナルでは全く戦力にならなかった。
2013/14シーズンにアーセナル・ヴェンゲル監督が率いるアーセナルは、前半戦を首位で折り返すなど順調な時期を過ごしていた。
ところが2013年末に絶対的な主力であるアーロン・ラムジーがハムストリングの負傷で長期離脱することが決定。中盤の選手層に問題が生じたことで、経験豊富なシェルストレームに白羽の矢が立った。
しかし、メディカルチェックの段階でスウェーデン代表MFの背中の負傷が発覚した。それでも移籍は決定したが、求められていた即戦力としての働きはできず、アーセナルでのデビューは3月にまでずれ込んだ。
冬の移籍市場での戦力アップに失敗したアーセナルはシーズン中盤戦で失速。FAカップこそ制したが、プレミアリーグは4位でのフィニッシュと優勝のチャンスを逃した。
仮に怪我をしていない即戦力を獲得できていれば悲願のリーグタイトル獲得の可能性もあっただけに、彼の獲得は冬の大失敗補強の代表例となっている。