
アーセナル冬の大失敗補強5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門アーセナルが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[5/5ページ]
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MF:デニス・スアレス(スペイン)

アーセナルMFデニス・スアレス【写真:Getty Images】
生年月日:1994年1月6日
移籍金:250万ユーロ(約4.5億円)
在籍期間:2019年冬~2019年夏
公式戦成績:6試合0得点0アシスト
デニス・スアレスのアーセナルでの失敗は、当時チームを率いていたウナイ・エメリへの批判が強まるキッカケとなっている。
17歳でマンチェスター・シティに引き抜かれたデニス・スアレスは、プレミアリーグデビューを果たす前の2013年夏にバルセロナへと移籍。
その1年後にイヴァン・ラキティッチがバルセロナに移籍することに伴い、契約の一部に含まれたことでセビージャへのローン移籍が決まった。
マンチェスター・シティのトップチームではほとんど出番がなかったデニス・スアレスは、エメリが率いるセビージャでは公式戦46試合に出場。UEFAヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験した。
迎えた2019年冬にエメリが率いるアーセナルへのローン移籍が決まる。自らのプロキャリアで最初にチャンスを与えた恩師との再会に多くの期待が集まったが、加入から間もなく鼠径部を負傷してしまった。
本人も2024年に応じた『The Athletic』のインタビューで「どれだけ頑張っても本来のレベルに到達できなかった」と語るようにコンディション不良に悩まされ、一度も先発出場することないままシーズンを終えている。
自ら獲得した選手が全く活躍できなかったことは監督にとっても不運でしかない。彼の失敗がエメリへの批判を強める決め手の1つになり、翌シーズンに解任となった。
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