
危険すぎる賭け!? W杯半年前に移籍したサッカー日本代表【Part2】【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(W杯)開幕まで約半年となった。この時期の移籍は、選手にとって難しい。環境を変えることで出場機会を失い、W杯メンバー入りに向けた説得力が薄れるリスクもあるからだ。しかし、過去にはW杯を目前に控えた中で覚悟の移籍を決めた選手が何人もいる。今回は、W杯半年前に移籍を決断したサッカー日本代表をピックアップ。その後の運命などを振り返ろう。[3/5ページ]
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DF:長友佑都(ながとも・ゆうと)

2018年日本代表の長友佑都【写真:Getty Images】
生年月日:1986年9月12日
移籍:インテルナツィオナーレ・ミラノ(イタリア)→ガラタサライSK(トルコ)
移籍日:2018年1月31日
ロシアW杯メンバー:選出
世界的名門であるインテルナツィオナーレ・ミラノ(イタリア)への電撃移籍から7年後、長友佑都は一つ間違えば大失敗になりかねない移籍を断行した。
ロシア開催の2018 FIFAワールドカップ(W杯)を半年後に控えるなかで、トルコのガラタサライSK(トルコ)に活躍の場を求めたのだ。
インテルで公式戦通算200試合以上に出場した長友だったが、2017/18シーズンは出場機会が激減。2017年11月頃からは7試合連続でベンチに座るなど、苦しい時を過ごしていた。
出場機会を確保できないままインテルに残り続けるか、それともリスクを承知で新たな挑戦の場を探すか。
冬の移籍市場が間もなく開こうというタイミングで、長友に将来を熟考する時間はほとんど残されていなかった。
最終的に、長友は一度も経験がないトルコでのプレーを決断。こちらも名門のガラタサライへレンタル(期限付き)移籍した。
加入後、長友は豊富な運動量でサイドを上下動する持ち前のスタイルで同僚の信頼を獲得。すぐさま左サイドバックのレギュラーを確保すると、スュペル・リグ(トルコ1部リーグ)で15試合に出場して3アシストをマークした。
トルコの地で復活を遂げた長友は、ロシアW杯メンバーに選出。本大会でもラウンド16のベルギー代表戦を含む4試合に先発フル出場を果たし、西野ジャパンのベスト16進出に大きく貢献した。
W杯イヤーの移籍を見事に成功させた男は、北中米W杯で自身五度目となるW杯出場を達成するべく、今も自己研鑽に励んでいる。