ヴォルフスブルクが20日、エールディビジのNECナイメヘンに所属する20歳の塩貝健人を完全移籍で獲得したことを発表。この取引は、NECのゼネラルマネージャーを務めるウィルコ・ファン・シャイク氏も予想していなかったほどの“棚からぼたもち”と言えるようなものだったようだ。オランダメディア『フートバルニュース』が21日に報じている。
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塩貝健人の移籍、NECに大きな恩恵
塩貝は横浜F・マリノスでのプレー経験はあるが、早い時期から海外へ活動の場を移し、欧州のリーグで経験を積んでいる。
2024年8月にNECへ加入すると、初年度は公式戦28試合に出場し5得点1アシスト。
今季は公式戦14試合で9得点だが、リーグ戦ではほぼ途中出場の状況で、チームNo.1の7得点をマークしている。
その得点効率の良さから、”スーパーサブ”として、にわかに注目が集まっていた。
そんな中、積極的に塩貝の獲得に動いたのがヴォルフスブルクである。
それも塩貝に設定されていた1000万ユーロ(約18億円)の契約解除金を満額支払うレベルの積極性であり、契約期間も2030年6月までの長期となった。
これにはシャイク氏も驚いており、米メディア『ESPN』とのインタビューで「あの金額は、半分冗談のような感覚で契約に入れていたんだ。
つまり、まさか誰も支払わないだろうと思う金額を設定した。
それから2年後にブンデスリーガのクラブが、実際にその額を支払うとは全く思っていなかったよ。
ヴォルフスブルクがオファーをしてきた時、我々としては、もうどうすることもできなかった」と答えている。
昨夏にはオーストリアのザルツブルクが塩貝の獲得に動き、450万ユーロ(約8億1000万円)で合意に至った。
しかし、移籍秒読みという段階で、メディカルチェック不合格となり、土壇場で破談となっている。
その経緯を踏まえると、ヴォルフスブルクは塩貝に対し、非常に高い期待を寄せていると言えそうだ。
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