
マンチェスター・ユナイテッド冬の大失敗補強5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[1/5ページ]
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FW:アレクシス・サンチェス(チリ)

マンチェスター・ユナイテッドFWアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
生年月日:1988年12月19日
移籍金:3400万ユーロ(約61.2億円)
在籍期間:2018年冬~2020年夏
公式戦成績:45試合5得点9アシスト
アレクシス・サンチェスのマンチェスター・ユナイテッド移籍は、プレミアリーグの歴史に残る大失敗補強だろう。
2014年夏にバルセロナからアーセナルに移籍したサンチェスは、アーセン・ヴェンゲル監督のチームにおいて欠かせない存在となる。
絶対的なエースに君臨し、公式戦166試合で80得点という驚異的なペースでネットを揺らした。
しかし、アーセナルからの契約延長オファーを断ったことから放出候補となり、契約が残り半年となった2018年冬にヘンリク・ムヒタリアンと入れ替わる形でマンチェスター・ユナイテッドへと完全移籍する。
背番号は伝統の「7」を与えられたことからもわかるように、当時ジョゼ・モウリーニョが率いていたチームの新エース候補として迎えられた。
しかし、2017/18シーズン後半戦をわずか2ゴールで終えると、続く2018/19シーズンは軽傷を含めて6度も離脱。エース級の活躍どころか、レギュラーとして計算することも厳しかった。
在籍した1年半での成績は45試合5得点9アシストと、アーセナル時代のレベルには到底届かない微妙な成績に終わった。
最終的には2020年夏にフリーでインテルへと移籍。退団時の移籍金の回収にも失敗しており、あらゆる面で最悪の補強だった。