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お金の無駄遣い…。バルセロナ、冬の大失敗補強5人。期待外れに終わった選手たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images


お金の無駄遣い…。バルセロナ、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】



夏の移籍市場に比べ、冬の補強は「即戦力」や「穴埋め」が主な目的となる。大金を投じるケースは多くなく、成功すればシーズン後半の起爆剤となる一方、判断を誤れば取り返しのつかない負債にもなり得る。世界屈指の名門バルセロナも、例外ではなく、高額な移籍金を投じて獲得しながら、ピッチで価値を示せずに終わった選手は少なくない。今回は、冬の移籍市場で獲得された選手の中から、結果的に「お金の無駄遣い」となってしまった補強を振り返る。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は1月24日時点。[1/5ページ]
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FW:フィリッペ・コウチーニョ(ブラジル)

フィリペ・コウチーニョ
バルセロナでプレーしたフィリッペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

生年月日:1992年6月12日
移籍金:1億3500万ユーロ(約243億円)
在籍期間:2018年冬~2022年夏
公式戦成績:106試合25得点14アシスト



 一般的に、冬の移籍市場では巨額の移籍金が動くことは少ない。

 シーズン途中であるため、チームの戦力を補う即戦力補強が目的となり、主力級の引き抜きが難しいからだ。

 そんな冬の移籍市場で、バルセロナは史上稀にみる破格の移籍金を投じてフィリッペ・コウチーニョを獲得している。

 インテル(イタリア)でキャリアをスタートさせたコウチーニョは、2013年にリヴァプール(イングランド)に完全移籍。その右足から繰り出される強烈なシュートと、卓越したテクニックはプレミアリーグで猛威を振るった。

 特に2016/17シーズンはリーグ戦31試合13ゴール7アシストと圧巻の成績を残し、翌2017/18シーズン前半戦も14試合7ゴール6アシストと好調を維持した。

 この活躍に目を付けたのがバルセロナだった。

 背景には、同年夏にネイマールを2億2200万ユーロ(約399億6000万円)という史上最高額で売却した事情がある。クラブはその後釜として、新たなスターを必要としていた。

 そして2018年冬、バルセロナは1億3500万ユーロ(約243億円)を投じてコウチーニョを獲得。高額補強として、大きな期待を背負っての加入だった。

 加入直後の2017/18シーズン後半はリーグ戦18試合7ゴール6アシストと上々の数字を残したものの、これがピークとなってしまう。

 翌シーズンは34試合に出場しながらも5ゴール2アシストに留まり、存在感は急速に低下した。



 2019/20シーズンにはバイエルン・ミュンヘンへ期限付き移籍。その後復帰するも主力に返り咲くことはできず、2022年冬にはアストン・ヴィラへ期限付き移籍し、半年後に2000万ユーロ(約36億円)で完全移籍が決定した。

 約243億円で獲得し、約36億円で売却。コウチーニョの成績以上に、この大幅な価値下落が示す通り、クラブにとっては財政面で象徴的な失敗補強である。

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