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お金の無駄遣い…。バルセロナ、冬の大失敗補強5人。期待外れに終わった選手たち

シリーズ:冬の大失敗補強5選 text by 編集部 photo by Getty Images


お金の無駄遣い…。バルセロナ、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】



夏の移籍市場に比べ、冬の補強は「即戦力」や「穴埋め」が主な目的となる。大金を投じるケースは多くなく、成功すればシーズン後半の起爆剤となる一方、判断を誤れば取り返しのつかない負債にもなり得る。世界屈指の名門バルセロナも、例外ではなく、高額な移籍金を投じて獲得しながら、ピッチで価値を示せずに終わった選手は少なくない。今回は、冬の移籍市場で獲得された選手の中から、結果的に「お金の無駄遣い」となってしまった補強を振り返る。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は1月24日時点。[3/5ページ]
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FW:ジェオヴァンニ(ブラジル)

ジオバンニ
バルセロナでプレーしたジェオヴァンニ【写真:Getty Images】

生年月日:1980年1月11日
移籍金:2000万ユーロ(約36億円)
在籍期間:2001年夏~2003年夏
公式戦成績:43試合3得点3アシスト



 ジェオヴァンニはバルセロナで不遇の時を過ごした。

 母国の名門クルゼイロで育ったジェオヴァンニは、1997シーズンに同クラブでトップチームデビューを飾った。

 なお、本記事の「ジェオヴァンニ」とは、ジェオヴァンニ・デイベルソン・マウリシオ・ゴメスのこと。

 名前が非常によく似ているが、1990年代にサントス(ブラジル)やバルセロナ、オリンピアコス(ギリシャ)でプレーしたジオヴァンニ・シウヴァ・ジ・オリヴェイラとは別人である。

 話を戻すと、ジェオヴァンニは早くからその才能の片鱗を見せ、年代別代表に招集を受ける。

 2000年にはシドニーオリンピック(五輪)に臨むU-23ブラジル代表メンバーに選出され、グループリーグでU-23日本代表と対戦した。

 また、2001年にはブラジル代表に初選出。セレソンの一員として、同年に開催されたコパ・アメリカに参加し、グループリーグ第1節のメキシコ代表戦でデビューを果たしている。

 将来が嘱望されるジェオヴァンニにバルセロナは興味を示し、2002年の冬の移籍市場で同選手の獲得に踏み切っている。

 ジェオヴァンニは当時21歳ということもあり、加入直後は途中出場がメインとはなったが、バルセロナでも一定の出場機会を獲得。加入1年目の2001/02シーズンはリーグ戦21試合に出場し、1ゴール2アシストの成績を残している。

 しかし、カルロス・レシャック監督が同シーズン限りで解任されると、彼のチームでの立場が大きく変わる。

 ルイス・ファン・ハール監督の下で迎えた2002/03シーズンは出場機会が激減し、ほとんどの試合をベンチで過ごすことになってしまった。

 その後、ジェオヴァンニは2002/03シーズンの冬の移籍市場でベンフィカ(ポルトガル)へ期限付き移籍し、2003年夏に完全移籍に移行している。



 最終的にバルセロナでの成績は、公式戦43試合3ゴール3アシストとなった。

 定位置確保に向けて重要な時期に起きた監督交代が、彼のバルセロナでの評価を大きく左右したと言えるだろう。

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