AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026に臨んだサッカーU-23日本代表は、U-23中国代表との決勝戦を制し、連覇を果たした。U-21世代の活躍は、2年後のロサンゼルスオリンピック(ロス五輪)に向けて大きな希望を感じさせる。一方、世界に目を向けると、同世代にはすでに欧州のトップクラブで台頭している逸材も多い。今回は21歳以下の選手を対象に『Transfermarkt』の市場価値をランキング化し、紹介する。※各データは1月23日時点の『Transfermarkt』を参照。[2/5ページ]
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4位:エステヴァン(ブラジル代表)
生年月日: 2007年4月24日(18歳)
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
最新市場価値:8000万ユーロ(約144億円)
2025/26リーグ戦成績:17試合1ゴール1アシスト
いつの時代もサッカー界をリードしてきたブラジルで最も期待されている若手のひとりがエステヴァンだ。
市場価値は8000万ユーロ(約144億円)で、U-21世代の南米の選手としては最高額である。
2007年生まれのエステヴァンは、2017年にクルゼイロの育成組織に加入し、翌年にはわずか10歳でナイキとスポンサー契約を締結。ロドリゴを抜き、ブラジル人選手として史上最年少で同社と契約した選手として話題となった。
その後、2021年にパルメイラスの育成組織に移ったエステヴァンは、2023年にトップチームデビューを果たした。
リオネル・メッシにプレースタイルが似ていることから、ついた愛称はメッシーニョ。「次代のメッシ」と言われて消えていった選手も多くいる中、エステヴァンは高い技術と精度の高い左足、そして高い創造性を兼ね備え、観る者を魅了した。
2024年6月には、1年後のチェルシー移籍が内定。同年9月にはブラジルA代表デビューし、17歳4カ月でセレソンの一員としてピッチに立った。
2025年7月のFIFAクラブワールドカップでは、パルメイラスの一員として準々決勝でチェルシーと対戦し、自らゴールを挙げるも敗退。この試合がパルメイラスでのラストマッチとなった。
チェルシー加入後は、プレミアリーグ17試合で1ゴール1アシストと、目に見える数字は控えめながらも、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では3試合連続ゴールを記録した。
中でも昨年11月のバルセロナ戦では、同世代のDFパウ・クバルシをドリブルでかわして決めたゴールが話題を呼び、その圧倒的なポテンシャルを改めて印象づけた。

