AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026に臨んだサッカーU-23日本代表は、U-23中国代表との決勝戦を制し、連覇を果たした。U-21世代の活躍は、2年後のロサンゼルスオリンピック(ロス五輪)に向けて大きな希望を感じさせる。一方、世界に目を向けると、同世代にはすでに欧州のトップクラブで台頭している逸材も多い。今回は21歳以下の選手を対象に『Transfermarkt』の市場価値をランキング化し、紹介する。※各データは1月23日時点の『Transfermarkt』を参照。[1/5ページ]
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10位:フランコ・マスタントゥオーノ(アルゼンチン代表)
生年月日:2007年8月14日(18歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
最新市場価値:5000万ユーロ(約90億円)
2025/26リーグ戦成績:13試合1ゴール0アシスト
アルゼンチン出身のフランコ・マスタントゥオーノは、18歳にして世界屈指のクラブ、レアル・マドリードで輝きを放つ新世代ウインガーだ。
レフティーながら右ウイングを主戦場とし、攻撃の起点となるスピードとテクニックで注目を集めている。
市場価値は約5000万ユーロ(約90億円)に達し、U-21世代でも高いポテンシャルを評価されている。
マスタントゥオーノはアルゼンチンの地方都市アスルで生まれ、幼少期からサッカーセンスを発揮しつつ育った。
2019年に名門リーベル・プレートの育成組織に加入すると、飛躍的な成長を遂げ、16歳でトップチームデビュー。リーグ戦での活躍が評価され、欧州のビッグクラブが続々と関心を示した。
FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)2025でも全3試合でスタメン起用され、インテル相手にも積極的な仕掛けを見せた。この試合のスタッツ上ではデュエル勝利数「10」と、両チームトップの数字を残している。
その直後の2025年夏、18歳でレアル・マドリードへの完全移籍が決定。契約は2031年6月までと長期にわたり、将来への期待の大きさを象徴している。
加入直後のオサスナとのリーグ開幕戦で途中出場し、そのスピードとドリブル能力で観衆を沸かせた。続く第6節のレバンテ戦ではリーガ初ゴールをマークし、その存在感を示している。
代表でも早くから評価は高く、2025年6月にはアルゼンチンA代表デビューを果たした。代表の未来を担う存在として、南米のファンからも熱い視線が注がれている。
マスタントゥオーノの最大の強みは、柔軟な攻撃センスと左足から繰り出す正確なクロスとシュートだ。狭いスペースでもボールキープができ、カウンター時の仕掛け役としても機能する。
さらに、ゲームメイクにも関与できるため、単なるウインガー以上の攻撃的中核としての評価が高い。
ただ、2025年後半には鼠径部の負傷による離脱があり、出場機会が限定された時期もあった。
復帰後はトップチームでのポジション獲得を目指し、競争の激しいレアル・マドリードでの定位置確保に向けて奮闘している。
今後は同クラブでのレギュラー定着と、アルゼンチン代表での更なる飛躍が期待される。
次世代のスター候補として、世界の舞台でどこまで成長するか、大きな注目が集まっている。

