AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026に臨んだサッカーU-23日本代表は、U-23中国代表との決勝戦を制し、連覇を果たした。U-21世代の活躍は、2年後のロサンゼルスオリンピック(ロス五輪)に向けて大きな希望を感じさせる。一方、世界に目を向けると、同世代にはすでに欧州のトップクラブで台頭している逸材も多い。今回は21歳以下の選手を対象に『Transfermarkt』の市場価値をランキング化し、紹介する。※各データは1月23日時点の『Transfermarkt』を参照。[3/5ページ]
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8位:レナート・カール(ドイツ代表)
生年月日:2008年2月22日(17歳)
所属クラブ:FCバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
最新市場価値:6000万ユーロ(約108億円)
2025/26リーグ戦成績:17試合4ゴール2アシスト
U-21世代の中でも目下ひときわ輝きを放つのが、ドイツが誇る攻撃的ミッドフィールダー、レナート・カールだ。
市場価値は約6000万ユーロ(約108億円)に達し、若きアタッカーとして世界的に注目されている。17歳とは思えない技術力と存在感で、すでにトップクラブでの存在感を示している。
バイエルン州フランメルスバッハ出身のカールは、幼少期から地元クラブを経て州都が誇る名門バイエルン・ミュンヘンの下部組織で育成された。
ユース年代では類稀な得点力と創造性をみせ、同クラブのU-17チームでは2024年に14試合23得点10アシストと圧倒的な成績を残した。
2025年夏にトップチームへ昇格し、早くも欧州最高峰の舞台でクオリティを示している。
ブンデスリーガではすでに複数試合に出場し、2025/26シーズンは公式戦26試合で7ゴール2アシストを記録するなどアタッカーとしての才能を証明中だ。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではアーセナルなどの強豪相手に得点を挙げ、決定力の高さを見せつけた。
プレースタイルの最大の特徴は、スピード感あふれるドリブルと左足の精度の高いシュート。狭いスペースでもボールをキープし、瞬時に仕掛ける判断力は同年代でも異彩を放つ。
また、攻撃の起点としても機能し、中盤と前線のリンク役もこなせる柔軟性を備えている。
クラブ内外の評価も高く、方々からその創造性と落ち着きを称えられ、将来的にはさらなる活躍も期待できる。
各世代のドイツ代表でも主力として招集され、国際舞台でも度々話題を呼んでいる。直近では2025年11月のUEFA U-21欧州選手権予選で2試合に出場し、3ゴールの活躍を見せた。。
今季は序盤こそ出番が限定的だったが、昨年11月ごろからスタメン起用の機会が増えている。リーグ第8節から第19節までの11試合のうち、9試合で先発に名を連ねた。
来る2月22日に18歳の誕生日を迎えるカール。すでに欧州トップクラスの舞台で結果を出しつつあるが、このまま一線級の活躍を続けられるだろうか。期待値と共に、市場価値もさらなる上昇が見込まれる。

