
リヴァプール、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門リヴァプールが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[2/5ページ]
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FW:フェルナンド・モリエンテス(スペイン)

リヴァプールFWフェルナンド・モリエンテ【写真:Getty Images】
生年月日:1976年4月5日
移籍金:925万ユーロ(約16.6億円)
在籍期間:2005年冬~2006年夏
公式戦成績:61試合12得点7アシスト
レアル・マドリードで通算100ゴールを記録したフェルナンド・モリエンテスもリヴァプールでは本領を発揮することができなかった。
このスペイン人ストライカーは、2002年夏にインテルから元ブラジル代表FWロナウドがレアル・マドリードに加入したことで自らの居場所を失っていた。
それでも2003/04シーズンにディディエ・デシャン監督が率いるモナコへとローン移籍すると、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では大会得点王となる9ゴールを記録。チームの準優勝に大きく貢献していた。
2004/05シーズンは一度レアル・マドリードに復帰を果たしたが、ロナウドのサブという立場は変わらず、2005年1月に出場機会を求める形でリヴァプールに移籍した。
当時のリヴァプールは監督がスペイン人指揮官のラファ・ベニテスであり、コーチングスタッフや選手にも同国の人材が多かった。
しかし、フィジカル能力がベースにあるプレミアリーグ独特の環境に苦戦を余儀なくされた。
後にリヴァプールで活躍するフェルナンド・トーレスとの比較では、馬力やスピードが足りていなかった。
リーグ戦では1年半で8ゴールに留まり、2006年夏にバレンシアへと放出。前シーズンのCL得点王はわずか1年半でイングランドを去った。