
リヴァプール、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門リヴァプールが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[3/5ページ]
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DF:ベン・デイビス(イングランド)

リヴァプールDFベン・デイビス【写真:Getty Images】
生年月日:1995年8月11日
移籍金:185万ユーロ(約3.3億円)
在籍期間:2021年冬~2022年夏
公式戦成績:0試合0得点0アシスト
2020/21シーズンのリヴァプールは大混乱の渦中にいた。
ディフェンスリーダーのフィルジル・ファン・ダイクが大怪我によってシーズン絶望となると、ジョエル・マティプやジョー・ゴメスらも相次いで負傷。本職が中盤のファビーニョとジョーダン・ヘンダーソンがCBで出場するなど、最終ラインの人選に困っていた。
この窮地においてユルゲン・クロップ監督のチームは冬の移籍市場の最終日にイングランド2部のプレストン・ノース・エンドからイングランド人DFベン・デイビス、シャルケからトルコ代表DFオザン・カバクを獲得した。
これらは長期的な計画に基づく契約ではなく、あくまでもその場しのぎのための緊急補強だった。
しかし、プレミアリーグでのプレー経験がないデイビスがいきなりリヴァプールのレギュラーに定着するのはハードルが高く、負傷者の代役として期待されながらも、2020/21シーズンは1試合も出場機会がなかった。
“実力不足“というレッテルが貼られたデイビスは半年後の2021年夏にシェフィールド・ユナイテッドにローン移籍。1年後にレンジャーズへと完全移籍でチームを去っており、一度も公式戦でユニフォームを着ることがないままアンフィールドを去った。