
U-23アジアカップ、アピールに失敗した選手5選【写真:Getty Images】
サッカーU-23日本代表の大会連覇という最高の形で幕を閉じたAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)。他を寄せ付けない圧倒的な強さを示し、新たなスター候補が鮮烈なインパクトを残した。一方で、期待を背負いながらも思うような結果を残せなかった選手たちがいたのも事実だ。今回は、アピールに失敗した選手をピックアップして紹介する。[2/5ページ]
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DF:関富貫太(せきとみ・かんた)

U-23アジアカップ日本代表の関富貫太【写真:Getty Images】
生年月日:2005年10月23日
所属クラブ:横浜F・マリノス
U23アジアカップ成績:4試合0得点1アシスト
左サイドバックのポジションでは、小杉啓太や髙橋仁胡といった競争相手が招集メンバーから外れており、関富貫太にとっては絶好のアピール機会となるはずの大会だった。
しかし、結果的に出場機会は限られ、不完全燃焼のままU23アジアカップを終えることとなった。
初戦のシリア戦では、本職が右サイドである梅木怜が左サイドバックとして先発出場。関富は2戦目のUAE戦でスタメンに名を連ねたものの、攻守両面でインパクトを残すには至らず、アピール成功とは言い難い内容に終始した。
その後は、好パフォーマンスを維持する梅木がポジションを任され、関富はベンチスタートが続く形に。結局、スタメン出場はUAE代表戦の1試合のみにとどまっている。
準々決勝のヨルダン戦では、拮抗した展開の中、延長前半13分から途中出場。だが、投入直後のプレーで軽率な守備対応を見せ、あわや失点という危険な場面を招いてしまった。
結果的に失点には至らなかったものの、もしゴールを許していれば大会連覇は成し遂げられなかった可能性もあっただろう。
それだけに、本人にとっても悔いの残るワンプレーだったに違いない。
関富は、2028シーズンからの加入内定を前倒しし、今シーズンから正式に横浜F・マリノスの一員になることが決定している。
2025シーズンの終盤戦はJ1でも先発起用されており、第37節のセレッソ大阪戦ではチャンスメイクでも可能性を感じさせた。守備面の粗さは今大会同様に散見されたが、攻め上がりのセンスは十分に備えているはずだ。
大きな期待を背負う若きサイドバックは、プロキャリアを歩む中でアジアでの借りを返したいところだ。