
U-23アジアカップ、アピールに失敗した選手5選【写真:Getty Images】
サッカーU-23日本代表の大会連覇という最高の形で幕を閉じたAFC U23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)。他を寄せ付けない圧倒的な強さを示し、新たなスター候補が鮮烈なインパクトを残した。一方で、期待を背負いながらも思うような結果を残せなかった選手たちがいたのも事実だ。今回は、アピールに失敗した選手をピックアップして紹介する。[5/5ページ]
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MF:川合徳孟(かわい・とくも)
U-23アジアカップ日本代表の川合徳孟【写真:Getty Images】
生年月日:2007年3月3日
所属クラブ:ジュビロ磐田
U23アジアカップ成績:3試合0得点0アシスト
川合徳孟は、決して内容が悪かったわけではないものの、与えられたチャンスを十分に活かしきれたかと問われれば、物足りなさが残ったかもしれない。
今大会では全6試合中3試合に出場。しかし、準決勝の韓国代表戦、そして決勝の中国代表戦という最も重要な局面でチャンスを得られなかった事実は、現時点での川合に対する大岩剛監督の評価を象徴しているのかもしれない。
ポジション争いの相手が、大関友翔や佐藤龍之介といった、すでにA代表招集経験もある“売り出し中”の選手たちであることを考えれば、状況が厳しかったのは間違いない。
今大会で圧倒的な存在感を放った彼ら2人と比較した際、川合がそれを上回り、明確に差別化できるパフォーマンスを示せていたかと言えば、まだ課題が残るのも事実だ。
特に、チームの攻撃を主導する存在としての攻撃への関与や、試合の流れを変えるような決定的なプレーを実行するためには、もう一段階上のクオリティが必要だろう。
昨シーズンは所属するジュビロ磐田でリーグ戦21試合に出場。プロ1年目ながら多くの実戦経験を積み、着実に土台を築いてきたのは特筆すべき点だ。
今大会は個人としては悔しさの残るものとなった一方で、チームとして優勝を果たしている。それは今後のキャリアにおいて大きな財産となるはずだ。
この悔しさを糧に、クラブと代表の両方で存在感を高めていけるか。
川合の成長曲線は、ここからが本番と言っていいだろう。
【著者プロフィール:編集部】
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