
大怪我で長期離脱が確定したスター選手5人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(W杯)開幕まで約5ヵ月となった。選手たちは来る大舞台に向けての意識を強めているはずだが、不運にも、現時点でW杯出場が絶望的と言わざるを得ない者も存在する。今回は、大怪我による長期離脱が確定し、W杯行きが危ぶまれているスター選手をピックアップして紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照(1月27日時点)。[4/5ページ]
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DF:レヴィ・コルウィル(イングランド代表)

チェルシーのレヴィ・コルウィル【写真:Getty Images】
生年月日:2003年2月26日
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
負傷内容:左膝前十字靱帯断裂
離脱期間:2026年6月1日まで
負傷のタイミングを考えると、レヴィ・コルウィルは“FIFAウイルス”の犠牲者と言えるのかもしれない。
2024/25シーズンはチェルシーで公式戦43試合に出場。オフシーズンの時期に開催されたFIFAクラブワールドカップ2025でも5試合に出場し、優勝に大きく貢献した。
しかし、コルウィルは新シーズン最初のトレーニングで左膝前十字靱帯を断裂。FIFAワールドカップ2026(W杯)出場は極めて難しくなってしまった。
国際サッカー連盟(FIFA)が開催するクラブW杯で身体を酷使したコルウィルが、同じくFIFA主催であるW杯の出場を逃すとすれば、何という皮肉な結果だろうか。
猛暑のアメリカ合衆国で行われたクラブW杯で蓄積された身体的ダメージがコルウィルの大怪我につながった確証はないものの、極端に短いオフシーズンを終えた直後のトレーニングで負傷したとなると、休みなしで稼働し続ける現代のサッカー選手が負うリスクを考えざるを得ない。
187cmの左利きセンターバックはかなりの希少性があるため、コルウィルはイングランド代表にとっても重要な戦力の1人だ。「左膝前十字靱帯断裂」という診断結果は代表関係者に大きなショックを与えたはず。
データサイト『Transfermarkt』は離脱期間を2026年6月1日までと示しており、理論上はW杯出場が絶望的な状況である。
超回復が実現すればシーズン終盤での戦列復帰もあり得るが……。
いずれにしても、イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督はコルウィルがいない世界線も見据えて選考リストを作成せざるを得ないだろう。