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フォーカス 2か月前

異例の決断!? 30歳超えて初めて海外移籍した日本人5人。遅咲き!? 挑戦をやめないベテランたち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


異例の決断!? 30歳超えて初めて海外移籍した日本人【写真:Getty Images】



サッカー選手の海外挑戦に年齢制限はない。近年は若くして世界へ飛び出す選手が増えている一方で、30代に入ってから初めて国外に活躍の場を求めた日本人選手も存在する。今回は、Jリーグで長年磨いてきた実力を携え、キャリア後半で「海外挑戦」という大きな決断を下した選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は1月27日時点。[1/5ページ]
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FW/MF:水沼宏太(みずぬま・こうた)

ニューカッスル・ジェッツの水沼宏太
ニューカッスル・ジェッツでプレーする水沼宏太【写真:Getty Images】


 
生年月日:1990年2月22日(35歳)
所属元:横浜F・マリノス
移籍先:ニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)
移籍日:2025年1月21日(当時34歳)
今季リーグ戦成績:7試合0ゴール1アシスト

 水沼宏太は、Jリーグを長く支えてきた実力派ウイングのひとりだ。

 現在35歳の水沼は横浜F・マリノスの下部組織出身。元日本代表の水沼貴史を父に持ち、早くから注目を集めてきた存在だったが、キャリアは決して順風満帆ではなかった。

 2007年にマリノスでトップチームデビューを飾ると、2010年には栃木SC、2012年にはサガン鳥栖に期限付き移籍。その後は鳥栖に完全移籍を果たし、以降はFC東京、セレッソ大阪と複数クラブを渡り歩いてきた。



 転機となったのは2020年のマリノス復帰後だ。

 水沼はアンジェ・ポステコグルー監督やケヴィン・マスカット監督の下で攻撃的サッカーに完全にフィットし、リーグ屈指のチャンスメイカーへと成長。30代に入ってからも豊富な運動量と献身的なプレーで、サイドからチームの攻撃を牽引した。

 その活躍が評価され、2022シーズンには自身初の日本代表に選出された。また、同年はJ1優勝に貢献し、Jリーグ史上初となる「親子でのリーグ優勝」を達成している。

 そして2025年1月、34歳にしてキャリア初の海外移籍を決断。ニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)へと渡った。

 新天地でも右サイドに定位置を確保し、同年10月にはオーストラリアカップ優勝に貢献。クラブ史上初のカップ戦制覇であり、水沼にとっても海外移籍後初のタイトル獲得となった。

 積み上げてきた実力で道を切り開いた、まさに遅咲きの海外挑戦である。

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