サッカー選手の海外挑戦に年齢制限はない。近年は若くして世界へ飛び出す選手が増えている一方で、30代に入ってから初めて国外に活躍の場を求めた日本人選手も存在する。今回は、Jリーグで長年磨いてきた実力を携え、キャリア後半で「海外挑戦」という大きな決断を下した選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は1月27日時点。[4/5ページ]
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DF:三竿雄斗(みさお・ゆうと)
生年月日:1991年4月16日(34歳)
所属元:京都サンガF.C.
移籍先:パース・グローリー(オーストラリア)
移籍日:2025年1月16日(当時33歳)
昨季リーグ戦成績:14試合1ゴール1アシスト(大分トリニータ)
三竿雄斗は、33歳で海外への道を切り開いた。
現在34歳の三竿は東京ヴェルディの下部組織出身。早稲田大学を経て、2014年に湘南ベルマーレに加入した。
湘南では、ルーキーイヤーから主力として活躍し、J1でも守備の要として存在感を示した。
その後、鹿島アントラーズ、大分トリニータ、そして京都サンガF.C.でプレーした同選手だったが、2025年1月に驚きの決断に踏み切った。
京都に在籍していた三竿は、1月7日に海外移籍を前提とした準備と手続きのためにチーム活動を離脱。同月16日にパース・グローリー(オーストラリア)への完全移籍が発表された。
33歳での海外挑戦に際し、「この年齢で海外に挑戦する機会をいただけたことは決して当たり前ではなく、本当に幸運だと感じています」とクラブ公式サイトを通じてコメントしている。
パース・グローリーは、三竿と同時に岡本拓也(←湘南ベルマーレ)の獲得も発表。公式サイトはクラブの守備強化が狙いであるとし、補強責任者はこう語った。
「ユウトとタクヤは日本で(二人合わせて)600試合以上、非常に高いレベルでプレーしており、その経験は、現在若い選手が中心となっているチームにとって大きなプラスとなるだろう」
豊富な経験を買われて加入した三竿は、オーストラリアでリーグ戦12試合に出場。同じく初めての海外挑戦となった岡本と共に、最終ラインを支えた。
その後、三竿は2024/25シーズン限りで契約満了となり退団。昨年7月から古巣である大分でプレーしている。

