サッカー選手の海外挑戦に年齢制限はない。近年は若くして世界へ飛び出す選手が増えている一方で、30代に入ってから初めて国外に活躍の場を求めた日本人選手も存在する。今回は、Jリーグで長年磨いてきた実力を携え、キャリア後半で「海外挑戦」という大きな決断を下した選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は1月27日時点。[5/5ページ]
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FW:齋藤学(さいとう・まなぶ)
生年月日:1990年4月4日(35歳)
所属元:名古屋グランパス
移籍先:水原三星ブルーウィングス(韓国)
移籍日:2022年6月30日(当時32歳)
昨季リーグ戦成績:26試合1ゴール0アシスト(アスルクラロ沼津)
「ハマのメッシ」と称された男も、30代で初めて海外の舞台に挑んだ。
現在35歳の齋藤学は、横浜F・マリノスの下部組織出身。2009年に同クラブのトップチームに昇格すると、2011年の愛媛FCへの期限付き移籍でその才能を開花させた。
その後マリノスに復帰し、チームの象徴的存在として活躍したが、2018年の川崎フロンターレ移籍で物議を醸すと、以降はなかなか活躍できず、名古屋グランパスを経て、2022年6月に32歳で水原三星(韓国)へ加入した。
しかし、同年12月に水原三星との契約満了を発表。約半年でチームを退団することになり、初の海外挑戦はリーグ戦18試合1ゴール3アシストという結果で終了した。
その後、齋藤は2023年1月にニューカッスル・ジェッツ(オーストラリア)へ移籍。だが、同クラブも半年で去ることとなり、海外での挑戦はいずれも定着には至らなかった。
帰国後はベガルタ仙台を経て、2024年から現在までアスルクラロ沼津でプレーしている。
マリノスが誇るファンタジスタとして日本のサッカーファンの心を掴んだ齋藤だが、残念ながらマリノスを離れてからは中々結果が出ていないのが現状だ。
それでも今年1月、沼津との契約更新時には「僕はまだ死んでいません。まだまだ向上していきたいと思っています」とコメント。数々の経験を糧に、再び輝きを取り戻せるか注目が集まる。
【著者プロフィール:編集部】
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