
ミラン、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイタリアの名門ミランが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[2/5ページ]
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MF:ルーカス・パケタ(ブラジル)

ミランMFルーカス・パケタ【写真:Getty Images】
生年月日:1997年8月27日
移籍金:3840万ユーロ(約69.1億円)
在籍期間:2019年冬~2020年夏
公式戦成績:44試合1得点3アシスト
ルーカス・パケタのキャリアで唯一活躍することができなかったのが、ミランに在籍していた期間である。
18歳でフラメンゴのトップチームに昇格したパケタはすぐに主力選手に定着。2018シーズンはブラジル・セリエAで10ゴールを決めるとベストイレブンにも選出された。
19歳から20歳にかけてのシーズンに大活躍したことでビッグクラブからの注目を集めたパケタは、2019年冬にミランへと移籍する。移籍金は当時の歴代3位となる3840万ユーロ(約69.1億円)にも及んだ。
同じトップ下というポジションやブラジルから直輸入で大活躍した元ブラジル代表MFカカに重ねる声もあり、本人からも「パケタはブラジルで10番を背負う準備ができている」と太鼓判を押されていた。
ところが、ミランでは公式戦44試合で1得点3アシストと攻撃的な選手としては物足りない成績に終わった。
セリエAでは結果を残すことができなかったが、決して実力不足だった訳ではない。
2020年夏に移籍したリヨンで復活を果たすと、セレソンでも主力に定着。2022年夏から2026年冬まで在籍したウェストハムでも攻撃の中心を担った。
他クラブでの活躍を踏まえると、パケタとミランの相性が悪かったのかもしれない。