
ミラン、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイタリアの名門ミランが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[4/5ページ]
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MF:マイケル・エッシェン(ガーナ)

ミランMFマイケル・エッシェン【写真:Getty Images】
生年月日:1982年12月3日
移籍金:フリー
在籍期間:2014年冬~2015年夏
公式戦成績:22試合0得点0アシスト
マイケル・エッシェンがミランでプレーしていた姿を覚えている人は少ないのではないだろうか。
チェルシーで公式戦256試合に出場したガーナ人MFは豊富な運動量を武器にピッチ上の多くのエリアをカバー。汗かき役として攻守に気を効かせつつ、ビッグマッチではスーパーゴールを決めるなど長らく主力選手としてプレーしていた。
特に印象的な活躍を披露していたのが第一次ジョゼ・モウリーニョ政権だろう。彼とは2012/13シーズン後半にレアル・マドリードでも再タッグを組んだ。
そんな恩師が2013年夏にチェルシーの監督に就任したことで再びチェルシーで出番が増えることが予想されたが、ネマニャ・マティッチとのポジション争いに敗れて出場機会が減少。2014年冬にミランへと活躍の場を求めた。
当時チームを率いていたクラレンス・セードルフとの会話が移籍の決定打だったそうだが、一度失われた試合勘はなかなか戻らなかった。
筋肉系の怪我にも悩まされ、在籍した1年半で公式戦22試合の出場に留まった。そのうち先発出場は9試合のみとほとんど戦力にならないまま2015年夏にパナシナイコスへと去っている。