
海外クラブに推薦したいU-23日本代表の5人【写真:Getty Images】
サッカーU-23日本代表は、AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026で見事連覇を達成。大会直後、チームキャプテンを務めた市原吏音は、オランダのAZへと移籍を果たした。今大会では、その市原に限らず、圧倒的な存在感を放った選手が他にも多く存在する。市原に続き、欧州挑戦が期待されるU-23日本代表の注目選手たちをピックアップして紹介する。[4/5ページ]
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DF:永野修都(ながの・しゅうと)

U-23アジアカップ日本代表の永野修都【写真:Getty Images】
生年月日:2006年4月15日
所属クラブ:藤枝MYFC
U-23アジアカップ成績:4試合0得点0アシスト
永野修都は、AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)を通じて評価を一気に高めている。
初戦のシリア代表戦ではベンチスタートとなり出場機会を得られなかったが、続くUAE代表戦でスタメンに抜擢されると、そのチャンスを確実にものにした。
高い集中力と安定した対応で守備ラインを引き締め、大岩剛監督の信頼を勝ち取ると、以降は不動の存在としてスタメンの座を掴んでいる。
今大会での永野は、攻守両面で存在感を示したと言えるだろう。
チームキャプテンである市原吏音とのコンビで右センターバックを務めると、対人の強度やカバーリングの速さを武器に、相手に決定的な形を作らせなかった。
また、攻撃面でも、自身の特長を存分に発揮している。
安定したボール保持に加え、前線へ鋭く差し込む縦パスでテンポを生み出し、最終ラインからチームの攻撃を下支えし、ビルドアップの起点としても重要な役割を担っていた。
その貢献度の高さは、準決勝の韓国代表戦、決勝の中国代表戦という大会屈指の大一番で、ともにスタメン起用された事実が何よりの証明だろう。
プレッシャーのかかる舞台でもパフォーマンスを落とさなかった点は、高く評価されるべきポイントだ。
2025シーズンにFC東京のトップチームへ昇格した永野は、プロ1年目となった昨季、J3のガイナーレ鳥取へ育成型期限付き移籍。リーグ戦31試合に出場し、フルシーズンを通じて実戦経験を積み重ねてきた。
そして今季は再び期限付き移籍という形で、槙野智章新監督が率いる藤枝MYFCで武者修行に臨む。
カテゴリーを一つ上げたJ2の舞台で、より高いスピードと強度にどこまで対応できるかが試されることになる。
U-23アジア杯で示した成長の兆しをクラブでも体現できるか。
永野にとって、今季は飛躍への重要な一年となるはずだ。