冬の移籍市場のマーケットが閉まり、エールディビジのNECナイメヘンに所属する22歳の日本代表MF佐野航大の残留が決定した。今季終了までチームに残ることになったが、将来的な移籍は諦めていないようだ。今後に向けた意気込みを語ったと、オランダメディア『デ・ステントール』が3日に報じている。
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佐野航大、今冬の残留は決定したが…
佐野は今冬、移籍市場で注目の的だった。
アヤックス、ヴォルフスブルク、クリスタル・パレス、ノッティンガム・フォレストといった複数のクラブが関心を示し、実際にオファーを提示したチームもある。
特に同じリーグで戦うライバルのアヤックスは佐野の獲得に熱心で、2度に渡って獲得を試みた。
しかし、いずれもNECがオファーを拒否し、売却に応じる素振りは一切見せず。
佐野とアヤックスは原則合意に達していた模様だが、クラブ間交渉が大きな障害となった。
それもそのはず、NECは移籍金2000万ユーロ(約36億円)以上を求めており、それに匹敵する金額を提示できるのは、より大きなクラブに限られる。
だが、いずれ移籍するのは時間の問題かもしれない。
NECのクラブ公式チャンネルのインタビューに応じた佐野は「いくつかのオファーを受け取り、この10日間は自分にとって本当に難しい時間でした。
興味を示し、オファーを出してくれた全てのクラブに感謝したいです。
自分がどう考えているかは伝えましたし、NECもクラブとしての考えを示してくれました。
まだ若いので、全く気にしないという状態になることはできません。
でもプロである以上、ピッチの上では結果を出さなければいけない。
ピッチ外では正直辛い時もありました。
クラブと話し合い、今では頭の中がすっきりしています。
前を向いて進めますし、気持ちも良いです。
とはいえ最終的に次のステップへ進むためにNECに来ました。
自分のキャリアについて常に考えていますし、その次のステップがどれほど重要かも分かっています。
この冬にステップアップできれば良いなと思っていましたが、クラブの状況も理解しています。
今は夏に向けて集中しています」と述べ、夏に移籍することを示唆した。
NECの要求額を考えると、大金を支払えるビッグクラブが佐野の獲得に乗り出せば、移籍へ向けた道も開けそうだ。
