NECナイメヘンは現地時間4日、KNVBカップ準々決勝でFCフォレンダムと対戦し、1-0で勝利を収めた。この試合後、ディック・シュロイデル監督が、スタンドから佐野航大に向けて送られたサポーターのチャントについて言及した。
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ディック・シュロイデル監督が言及
今冬の移籍市場では注目銘柄の一人となっていたものの、最終的にNEC残留を決断した佐野は、サッカー日本代表FW小川航基とともに先発出場。重要な一戦で、指揮官からの信頼をピッチ上で示した。
22歳の日本人MFは、この日も攻守にわたって躍動。攻撃ではゴールを脅かす際どいシュートを放ち、守備でも自陣ゴール前で身体を張るなど、随所で存在感を発揮し、チームの勝利に大きく貢献した。
ゴール裏のサポーターが反応したのは23分だった。残留を決断した佐野に感謝と敬意を示すように、スタンドからは「サノは俺たちのものだ(Sano is van ons)」というチャントが力強く響き渡った。
この光景について、シュロイデル監督は「とても素敵なことだと思ったし、彼にはそれに値する。決して簡単な状況ではなかったからね」と、率直な思いを口にした。
さらに指揮官は佐野の人柄と姿勢を評価した。「航大はとても現実的で、地に足のついた選手だ。トッププレーヤーになるという強い使命感を持ってオランダに来た。その目標に向けて、彼は着実に歩みを進めている」
一方で、成長への課題にも触れ、「今後も自分を高め続ける必要がある」と語ったうえで、次のように続けた。
「選手が次のステップへ進むためには、時に今とは違う環境が必要になることもある。それが必ずしもNECとは限らない場合もあるが、その点は理解できる」
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