
欧州で大苦戦する日本人選手5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンも後半戦に差し掛かっている。今冬に欧州へと活躍の場を求めた安藤智哉らが新天地でも結果を残している日本人選手がいる一方で、本来の能力を見せることが出来ていないタレントも多くいる。今回は、欧州で戦う日本人の中で、不調にあえぎ苦しむ選手たちをピックアップして紹介する。※情報は2月8日時点[1/5ページ]
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MF:田中碧(たなか・あお)

リーズ・ユナイテッドMF田中碧【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日
所属:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
今季リーグ成績:20試合2得点0アシスト
日本代表の主力でもある田中碧がFIFAワールドカップ(W杯)の開催年に大きく出場機会を減らしている。
昨季はリーズ・ユナイテッドのチャンピオンシップ(2部)優勝に貢献し、クラブの年間最優秀選手賞とリーグベストイレブンをW受賞。今季も開幕戦で田中の守備から決勝点が生まれるなど、幸先の良いスタートを切ったかと思われた。
しかし、ダニエル・ファルケ監督はチャンピオンシップ時代から定番だった[4-3-3]のシステムがプレミアリーグで通用しないと判断し、第13節マンチェスター・シティ戦の後半から[3-5-2]へと変更した。
すると、この試合から最前線のドミニク・カルヴァート=ルーウィンが6試合連続ゴールを記録。チームの調子も一気に上向いたことから3バックのシステムが定着した。
田中もチェルシー戦とリヴァプール戦で連続ゴールを決めたが、ポジションを争うライバルたちも同様にハイパフォーマンスを維持している。
主将のイーサン・アンパドゥは潰し屋として欠かせず、ブレンデン・アーロンソンは中盤でのキャリー、アントン・シュタッハはチームの武器であるセットプレーのキッカーとして最高の結果を残している。
田中が悪いというよりは”他の選手が良い”というのが現時点での評価だろう。
第23節エヴァートン戦からシステムを[3-4-2-1]に変更してからは、さらに出場機会が減少。第25節ノッティンガム・フォレスト戦ではライバルのイリア・グルエフが2アシストの結果を出した一方で、田中は2試合連続で出番なし。
現実はかなり厳しいと言わざるを得ない。