
欧州で大苦戦する日本人選手5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンも後半戦に差し掛かっている。今冬に欧州へと活躍の場を求めた安藤智哉らが新天地でも結果を残している日本人選手がいる一方で、本来の能力を見せることが出来ていないタレントも多くいる。今回は、欧州で戦う日本人の中で、不調にあえぎ苦しむ選手たちをピックアップして紹介する。※情報は2月8日時点[2/5ページ]
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MF:松木玖生(まつき・くりゅう)

サウサンプトンMF松木玖生【写真:Getty Images】
生年月日:2003年4月30日
所属:サウサンプトン(イングランド)
今季リーグ成績:7試合0得点0アシスト
FC東京で鮮烈なインパクトを残した松木玖生だが、現在所属するサウサンプトンでは主力選手に定着することができていない。
2024年夏に当時プレミアリーグに在籍していたサウサンプトンに完全移籍を果たした松木は、同じオーナーが保有するトルコのギョズテペSKにローン移籍。不動のレギュラーではなかったが、最前線でも起用され、カップ戦では6試合で4ゴールと得点力も発揮した。
トルコで経験を積んでから昨夏に満を持してサウサンプトンに復帰を果たしたが、同じタイミングで監督に就任したウィル・スティル体制では序列が上がらず。
開幕直後こそ出番を得て、カラバオ・カップ2回戦ではノリッジ・シティ相手に強烈なミドルシュートを決めたが、リーグ戦では第4節を最後に出番がなかった。
スティルが成績不振のため解任となると、セカンドチームの監督から昇格したトンダ・イカート現体制では出場機会が増加。12月末のバーミンガム・シティ戦でリーグ戦20試合ぶりに出番を得た。
しかし、今シーズンに加入したフィン・アザズやトム・フェローズらライバルとなる若いタレントも有望であり、プレータイムは限られている。
松木にとって不運なのが、彼らは昨年からスポーツ・ディレクター(SD)を務めるヨハネス・スポースが主導となり、それぞれ大金をかけて獲得した選手であること。
彼は日本人MFの獲得には関与しておらず、こうした状況も松木の立場を難しくさせていると考えられる。