
欧州で大苦戦する日本人選手5人【写真:Getty Images】
2025/26シーズンも後半戦に差し掛かっている。今冬に欧州へと活躍の場を求めた安藤智哉らが新天地でも結果を残している日本人選手がいる一方で、本来の能力を見せることが出来ていないタレントも多くいる。今回は、欧州で戦う日本人の中で、不調にあえぎ苦しむ選手たちをピックアップして紹介する。※情報は2月8日時点[4/5ページ]
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MF:藤本寛也(ふじもと・かんや)

バーミンガム・シティMF藤本寛也【写真:Getty Images】
生年月日:1999年7月1日
所属:バーミンガム・シティ(イングランド)
今季リーグ成績:2試合0得点0アシスト
バーミンガム・シティは世界で最も日本人選手の獲得に熱心なクラブの1つだろう。
過去には三好康児も在籍し、現在も岩田智輝と古橋亨梧が主力選手として戦っている。
しかし、昨夏にポルトガルのジル・ヴィセンテからフリーで移籍した藤本寛也はリーグ戦第31節終了時点で2試合の出場のみ。それも試合終了間際からの途中出場と、ほとんど構想外の状況が続いている。
ポルトガル1部リーグで通算156試合に出場した経験豊富なアタッカーだが、現在のバーミンガムでは自らの立ち位置を確立できていない。
クリス・デイヴィス監督によると、開幕当初は怪我の影響で起用に慎重な姿勢を見せていたそうだが、現在はすでに回復。それでも出番がないのはポジション争いに大きく後れを取っているからだ。
今季のバーミンガムは藤本が本職とするトップ下の位置に、得点力のあるストライカーでもプレーできる選手が起用されている。
不動のレギュラーであるジェイ・スタンスフィールドはリーグ1(イングランド3部相当)を戦っていた昨季にリーグ最高額の1780万ユーロ(約32億円)で獲得したU-21イングランド代表FWの有望株だ。
彼はチャンピオンシップでも期待に応えるようにゴールとアシストを重ねており、彼に代わって入る選手もストライカーでもプレーできる大柄な選手ばかりだ。
現在のチームのスタイルと藤本のプレースタイルが合致していないのは明確であり、3年契約を全うせずに退団するのが濃厚だろう。