韓国メディア『OSEN』は10日、8日に開催されたブンデスリーガ21節、5-1と大勝したホッフェンハイム戦で、メンバー外となったバイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェについて触れている。キム・ミンジェは今季のブンデスリーガで13試合に出場。しかし、最近では出場機会が限られ、ホッフェンハイム戦では、ベンチに入ることすらできなかった。
——————————
韓国紙がバイエルンのキム・ミンジェに危機感
一方、日本代表DF伊藤洋輝選手は、バイエルン移籍後、右中足骨骨折で離脱。
昨年11月に復活すると、出場機会を徐々に獲得し、これまで先発出場は5回となっている。
序列が入れ替わりつつある現状を韓国メディアは「シーズン前半戦に『鉄柱』として守備を支えたキム・ミンジェは、ベンチを守る時間が長くなっている」と韓国代表DFの状況が揺らいでいることを不安視した。また、ドイツメディア『SPIEGEL』のコメントを紹介。
「バイエルンの幹部たちは、依然としてすべての選手にチャンスがあると語っているが、実状は異なる。特にキム・ミンジェの立場が急激に揺らいでいる」と報じ、「負傷から復帰した伊藤が即座に戦力として重用されている」と韓国代表DFと日本代表DFの立場が入れ替わりつつあると主張している。
さらに、クリストフ・フロイント・スポーツディレクターのコメントを掲載。
「我々は今、非常に質の高い選手を多く抱えている。負傷者が戻り、すべての選手がプレーできる状態になったため、当然ながら競争は激しくなる。誰が先発で出るかは、その時のコンディションと戦術的な選択によるものだ」
しかし、『SPIEGEL』の視線は冷ややかで、「フロイントSDは“外交的”な回答をしただけ。ピッチ上の現実は残酷だ。チームの構想において、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)などの重要な一戦でキム・ミンジェが先発に名を連ねる可能性は低い。今の彼に、重要な試合に出場できるポジションはない」と断言していることを取り上げている。
さらに、韓国メディアは「怪我から復帰して早々に安定感を見せている伊藤の存在がキム・ミンジェの立場をより難しくしており、左サイドバックとセンターバックを兼任できる伊藤の多才さが、監督にとってより魅力的なオプションとなっているためだ」と複数ポジションをこなせる伊藤が優位にあると主張している。
韓国にとって、国を代表する選手であるキム・ミンジェが今後も出場機会を得られず、伊藤がピッチに立ち続けるようなことが増えれば、韓国メディアがさらに大きくこの話題を取り上げることは間違いないだろう。
