SCコリンチャンスは現地時間8日、カンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州リーグ)でSEパルメイラスと対戦し、0-1で敗れた。この試合では、オランダ代表FWメンフィス・デパイがPKを失敗。その直前にPKスポットが荒らされていたことで、ブラジル国内で大きな議論を呼んでいる。
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PKスポットは守るべき?
ホームのコリンチャンスは33分、コーナーキックからの混戦でDFグスタヴォ・エンリキが倒され、PKを獲得した。
しかし、判定に納得のいかないパルメイラスの選手たちが主審に詰め寄る中、アウェイチームのアンドレアス・ペレイラがペナルティスポット付近でスパイクの裏を使い、芝を削るような行為を見せた。
ちょうど右利きのキッカーが軸足を置く位置を狙うような仕草だった。
その後、キッカーを務めたデパイは右足でシュートを放とうとした瞬間、軸足が滑り、ボールは大きくゴール右へと外れてしまった。
ブラジル『ESPN』によると、試合後にデパイは「我々は1つのチームで、ピッチには11人の選手がいる。互いに守り合う必要がある」と語り、「本来なら、ペナルティマークを守る位置に選手がいるべきだったが、その場には誰もいなかった」とチームとしての対応に言及した。
さらに「私はペナルティマークを見て、問題ないように思えた。しかし、芝はすでに傷んでいた。軸足を置いた瞬間にバランスを崩してしまった」と、失敗の要因を冷静に振り返っている。
ブラジルメディアでは、PKスポットを荒らす行為そのものに対して批判の声が上がっている一方で、31歳のFWは個人のミスとして片付けることはせず、チーム全体の責任として受け止める姿勢を示した。
今回の事案は初めてのことではないが、今後はペナルティスポットの保護を含めた何らかのルール設定や運用の見直しが必要になるかもしれない。
