サッカー日本代表では、これまでに多くの一流選手たちが活躍してきた。日本のサッカー選手の中でもトップにいるごく一部の選手のみが選ばれる舞台だが、時にはファンやメディアが全く予想していないメンバー選考もある。今回は、大きなサプライズとなったメンバー選考をピックアップして紹介する。[3/6ページ]
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DF:坂井達弥(さかい・たつや)
生年月日:1990年11月19日
初招集:2014年(当時23歳)
当時の監督:ハビエル・アギーレ
日本代表通算成績:1試合0得点
坂井達弥は、名門・東福岡高校のキャプテンを務めたあと、鹿屋体育大学に進学し、2012年にサガン鳥栖でプロキャリアを始めた。
坂井は、プロ2年目の2013シーズンにJ1リーグで14試合に出場した。
2014シーズンは負傷離脱の影響もあってコンスタントにプレーできずにいたが、8月に代表監督に就任したハビエル・アギーレ監督から声がかかり、9月のキリンチャレンジカップ・ウルグアイ代表戦でデビューを飾っている。
Jリーグでも結果を残していたとは言いがたい坂井は、日本代表においてやや力不足だった感は否めない。
アギーレ監督政権は短期で終わったため、招集の意図ははっきりしないままだが、当時の日本代表メンバーを考えると、左利きのセンターバックというのは少なく、坂井は希少な存在だった。
まだ多くの日本人選手を把握していないであろう新指揮官が、この特徴に目をつけたという想像はできるかもしれない。
いずれにしても、坂井はその後日本代表に呼ばれておらず、Jリーグでも不動の地位を築いたわけではない。
アギーレ監督には、特別なものが見えていたのだろうか。

