サッカー日本代表では、これまでに多くの一流選手たちが活躍してきた。日本のサッカー選手の中でもトップにいるごく一部の選手のみが選ばれる舞台だが、時にはファンやメディアが全く予想していないメンバー選考もある。今回は、大きなサプライズとなったメンバー選考をピックアップして紹介する。[5/6ページ]
——————————
FW:巻誠一郎(まき・せいいちろう)
生年月日:1980年8月7日
初招集:2005年(当時24歳)
当時の監督:ジーコ
日本代表通算成績:38試合8得点
巻誠一郎は、駒澤大学で活躍したあと、2003年にジェフユナイテッド千葉に加入してプロとしてのキャリアを始めた。
イビチャ・オシム監督のもと、強力なヘディングと献身的な姿勢が高く評価され、プロ1年目から存在感を示した。
巻は、2005年夏のEAFF E-1サッカー選手権で日本代表デビューを果たした。
このとき、日本代表はすでに翌年に開催されるFIFAワールドカップ(W杯)出場を決めており、ジーコ監督は新しいオプションを探っていた時期で、巻は3試合に出場したが、代表に定着するほどのアピールはできなかった。
結局、巻がドイツW杯に行くことはなさそうな雰囲気だったが、2006年5月に行われたメンバー発表で、ジーコ監督が最後に巻の名前を呼び、会見場には「おぉ〜」という驚きの声が漏れた。
選出濃厚とみられていた久保竜彦が外れたこともあり、大きなサプライズとなっている。
ドイツW杯のあとでオシム監督が日本代表を指揮するようになると、巻は代表の常連となったが、ジーコ監督が大舞台に連れて行ったのは驚きだった。

