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せっかく選ばれたのに…。W杯で出場ゼロに終わったサッカー日本代表選手5人。のちのキャプテンも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
日本代表 W杯
かつてW杯本戦で出場が「0」に終わったサッカー日本代表選手たち【写真:Getty Images】



 今年の6月に開催が迫った2026 FIFAワールドカップ(W杯)。フランスW杯以来8大会連続出場を決めているサッカー日本代表は、これまでの最高成績であるベスト16の壁を越えるべく準備を進めている。過去の躍進の影には様々なヒーローの存在があるが、本戦のメンバーに選ばれながらも出場機会「0」に終わった選手もいる。今回は、W杯で出番がなかったフィールドプレーヤー5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照[2/5ページ]
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MF:遠藤航

遠藤航 怪我
サッカー日本代表のキャプテンを務める遠藤航【写真:Getty Images】



生年月日:1993年2月9日
大会:ロシアW杯
当時の所属チーム:浦和レッズ

 湘南ベルマーレでキャリアをスタートさせた遠藤航は、今やサッカー日本代表のキャプテンとしてチームをけん引する存在だ。

 だが、代表で現在の地位をつかみとるまでの道のりは決して平坦なものではなかった。

 A代表デビューはEAFF東アジアカップ2015。同年8月に行われた北朝鮮代表戦、韓国代表戦、中国代表戦すべてにフル出場を果たしたが、チームは1勝もできずに最下位で大会を終えた。

 1-2で敗北を喫した北朝鮮戦では右サイドバックとしてピッチに立ち、先制点をアシストしたが、大会を通じて得点への直接関与はこれのみ。遠藤に限らず、ヴァイッド・ハリルホジッチ率いる当時のチームは完成度に不安を残した。

 2016年の夏に行われたリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)ではキャプテンに任命されるも、U-23日本代表はグループリーグで敗退。南野拓実や浅野拓磨らと共に可能性を示したが、U-23ナイジェリア代表に力負けする形となった。



 その後はA代表で当落線上をさまよいながら、2018年のロシアワールドカップに臨むメンバーにすべり込む。

 しかしこの時の日本代表のボランチは長谷部誠と柴崎岳がレギュラー格であり、控えから守備を固める役割を山口蛍が担っていた。遠藤の出番は、ラウンド16のベルギー代表戦を含めて1分も訪れなかった。

 この直後、遠藤は活躍の場を海外に移し、ベルギーやドイツで奮闘する。この4年間の成長が、現在のキャプテンを強くした。

 ブンデスリーガのシュトゥットガルトでは“デュエル王”の異名を獲得し、対人勝利数でリーグトップの数字を記録。その活躍により、2023年8月に英国の世界的名門・リヴァプールへと完全移籍で加入した。

 近年ではコンディション不良の懸念はあるものの、北中米ワールドカップ(W杯)にもほぼ当確と見て良いだろう。

 ただし本戦でスタメンの座を守れるかは議論されるところだ。佐野海舟の台頭と、守田英正の復調。攻守に舵を取るボランチを誰が務めるのか、注目が集まる。

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