
かつてW杯本戦で出場が「0」に終わったサッカー日本代表選手たち【写真:Getty Images】
今年の6月に開催が迫った2026 FIFAワールドカップ(W杯)。フランスW杯以来8大会連続出場を決めているサッカー日本代表は、これまでの最高成績であるベスト16の壁を越えるべく準備を進めている。過去の躍進の影には様々なヒーローの存在があるが、本戦のメンバーに選ばれながらも出場機会「0」に終わった選手もいる。今回は、W杯で出番がなかったフィールドプレーヤー5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照[4/5ページ]
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FW:町野修斗

サッカー日本代表FW町野修斗【写真:Getty Images】
生年月日:1999年9月30日
大会:カタールW杯
当時の所属チーム:湘南ベルマーレ
4年に1度のFIFAワールドカップ(W杯)において、本戦に臨む選手選考には様々なサプライズが予想されてきた。
2022年のカタールW杯における町野修斗の選出も、変則的だがそれに類するものだろう。
当時ハダースフィールドに所属していたDFの中山雄太が負傷離脱すると、その代わりに追加招集されたのがFWの町野。サイドバックもできる旗手怜央やベテランの原口元気を差し置いての抜擢だった。
世代別代表経験のない同選手は、直前に行われたEAFF E-1サッカー選手権でいきなりA代表デビュー。初戦の香港代表戦で2ゴールの活躍を見せると、最終戦の韓国代表との試合でもゴールをあげた。
2大会連続4回目の優勝に貢献した町野は、およそ4か月後に大舞台へ。ニューカマーが短期間で結果を出すことの重要性を改めて周知する抜擢だった。
とはいえ、本戦での出場は「0」。フィールドプレーヤーで出番がなかった選手は、柴崎岳と町野の2名のみだった。
その雪辱を果たすべく、2023年7月に湘南ベルマーレからドイツのキールへ移籍。加入直後のブンデスリーガ2部で31試合5ゴール6アシストの記録を残し、1部へ昇格した翌2024/25シーズンは32試合で11得点3アシストの活躍を見せた。
現在は同じくブンデスリーガのボルシアMGに移籍し、中位で奮闘するチームをけん引しているところだ。
6月に始まる北中米W杯ではメンバー入りが有力視されているが、FWの競合相手として塩貝健人や後藤啓介らが急成長してきている。町野の当落も含めて、前線のポジション争いは激化の様相を呈してきた。