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せっかく選ばれたのに…。W杯で出場ゼロに終わったサッカー日本代表選手5人。のちのキャプテンも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
日本代表 W杯
かつてW杯本戦で出場が「0」に終わったサッカー日本代表選手たち【写真:Getty Images】



 今年の6月に開催が迫った2026 FIFAワールドカップ(W杯)。フランスW杯以来8大会連続出場を決めているサッカー日本代表は、これまでの最高成績であるベスト16の壁を越えるべく準備を進めている。過去の躍進の影には様々なヒーローの存在があるが、本戦のメンバーに選ばれながらも出場機会「0」に終わった選手もいる。今回は、W杯で出番がなかったフィールドプレーヤー5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』を参照[5/5ページ]
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MF:大島僚太

大島僚太 日本代表
日本代表でプレーする大島僚太【写真:Getty Images】



生年月日:1993年1月23日
大会:ロシアW杯
当時の所属チーム:川崎フロンターレ

 静岡学園高等学校を卒業後、2011シーズンから川崎フロンターレに加入した大島僚太。高卒ルーキーながら初年度に公式戦14試合で起用されるほど、当時からポテンシャルを期待されていた。

 川崎の10番を背負って臨んだ2016年にはリオデジャネイロ・オリンピック(リオ五輪)ではグループリーグ全3試合に出場し、主力として活躍。チームはグループリーグで敗退となったが、大島は3アシストをあげた。

 アシストに繋がったプレーに限らず、同選手がリオ五輪で見せたプレーからは高いクオリティを感じられた。南野拓実や中島翔哉など、当時のU-23日本代表には創造性のある選手が多かったが、攻撃のほとんどは大島を経由していた。

 ただ、そのときのコンディションに大きく左右されるのもまた事実で、特に怪我による影響は顕著だった。

 2017年前後から肉離れなどによって戦線を離れることが増え、代表からも間欠的に離れる。復帰後は調子が安定しない場面があり、らしくないプレーも散見された。



 2018 FIFAワールドカップには間に合ったものの、長谷部誠とダブルボランチを組む柴崎岳の活躍も相まってベンチへ。ベルギー代表とのラウンド16を含めた全4試合、大島の出番は訪れなかった。

 そして怪我の悪影響は今も10番に暗い影を落とす。2025年10月に行われたJリーグYBCルヴァンカップ準決勝・柏レイソル戦で、怪我明けの大島が途中交代からピッチへ踏み出した。

 しかし柏の選手へパスカットに行ったところで再び負傷。そのプレーが起点となって川崎のゴールとなったが、大島は立ち上がることが出来なかった。

 怪我をしないのも素晴らしい才能のひとつだが、リオ五輪などで見せた華麗なプレーの数々を振り返ると、たとえ川崎のファンでなくとも悔しさが募って来るのではないか。

 33歳という年齢と各ポジションの激戦区ぶりを考えると、大島の日本代表復帰は難しそうだが、怪我をせずにキャリアを重ねられていればどのような未来が描けたのだろうか。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】
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