かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[1/5ページ]
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5位:南野拓実(みなみの・たくみ)
生年月日:1995年1月16日
推定年俸:437万ユーロ(約7億8660万円)
所属クラブ:ASモナコ(フランス)
25/26リーグ戦成績:15試合3ゴール2アシスト
南野拓実は、フランス・リーグアンのモナコで推定437万ユーロ(約7億8660万円)の年俸を受け取っている。
欧州5大リーグでプレーする日本人選手としては、5番目に高額なサラリーだ。
フランス初年度こそ適応に苦しんだ南野だったが、2年目にザルツブルク時代の恩師であるアドルフ・ヒュッター監督の下で復活を遂げ、9ゴール6アシストを記録。以降はチームの攻撃の中心に定着した。
今シーズンも開幕から好調で、リーグアン第5節までに2ゴール1アシストを記録する好スタートを切った。
だが、チームは9月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節でクラブ・ブルッヘに1−4で大敗を喫するなど波に乗れず。クラブは10月にヒュッター監督の解任を決断した。
この指揮官交代を機にモナコは泥沼の不振に陥り、チームを支えてきた南野にも悲劇が襲った。
12月21日のオセール戦で負傷退場を余儀なくされると、診断結果は左膝前十字靱帯断裂という非情なもので、夏のFIFAワールドカップ(W杯)に間に合うかも不透明な状況となった。
モナコでは1年目を除いて高額年俸に見合う活躍を見せていた南野は、昨年3月に契約を延長したことからも分かるとおり、クラブから確かな信頼を得ている。
攻撃の万能プレーヤーであると同時に、ハイプレスのスイッチを入れる守備面の貢献もチームにとって貴重で、本人にとってもチームにとっても計り知れない損失だ。
今はただ、奇跡的な回復とピッチへの帰還を祈るほかない。

