かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[4/5ページ]
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2位:堂安律(どうあん・りつ)
生年月日:1998年8月7日
推定年俸:566万ユーロ(約10億1880万円)
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:21試合4ゴール5アシスト
2025年夏にフライブルクからフランクフルトへ完全移籍した堂安律は、566万ユーロ(約10億1880万円)というチームトップタイの高額年俸を受け取っている。
これは欧州5大リーグでプレーする日本人選手として2位の水準であり、フライブルク時代の約7倍近い爆発的な昇給を勝ち取った形だ。
2100万ユーロ(約37億8000万円)の高額移籍金で加入した堂安は、早速ディノ・トップメラー前監督の信頼をつかむ。
開幕から右ウイングの定位置を確保。第2節のホッフェンハイム戦で2ゴール1アシストの猛攻を見せ、衝撃的なスタートを切った。
悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)デビューを飾り、初戦のガラタサライ戦ではアシストを記録。バルセロナやリヴァプールといったメガクラブとの対戦を経験し、欧州トップレベルで経験を積んでいる。
しかし、チームは守備の脆さが露呈して失速し、堂安も開幕直後の輝きを維持できなかった。クラブは1月にアルベルト・リエラ監督への交代を決断し、立て直しを図っている。
守備の献身性において堂安の貢献に疑いの余地はなく、フランクフルトのファンにもその姿勢は概ね好意的に受けとめられてはいる。
それでも、昨シーズン3位でシーズンを終えたチームが8位に低迷していることは事実で、チームトップクラスの年俸を受け取る堂安には、目に見える結果が求められているはずだ。

