かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[1/5ページ]
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10位:菅原由勢(すがわら・ゆきなり)
生年月日:2000年6月28日
推定年俸:236万ユーロ(約4億2480万円)
所属クラブ:ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:21試合0ゴール4アシスト
菅原由勢は、ドイツのブレーメンで推定236万ユーロ(約4億2480万円)の年俸を受け取っている。
これは欧州5大リーグでプレーする日本人選手として10位の金額だ。
19歳で名古屋グランパスを離れ、オランダのAZアルクマールに加入した菅原。当時の年俸は18万ユーロ(約3240万円)だったが、2024年夏にサウサンプトンへ加入したことで、年俸が一気に跳ね上がった。
2024/25シーズンを過ごしたサウサンプトンでは、プレミアリーグ30試合に出場したが、チームの不振もあって、なかなか輝きを放てなかった。
それでも、クラブの降格に伴って昨年夏に期限付き移籍で加入したブレーメンでは、すぐに右サイドバックの定位置をつかみ、不動のレギュラーの座を勝ち取った。
チームは12月に大量失点が続き、システムを4バックから3バックに変更。サッカー日本代表では、同じシステム変更で序列が下がったが、ブレーメンではレギュラーポジションを守った。
右ウイングバックとして起用され、年明け1月のフランクフルト戦ではハーフウェーライン手前からのスルーパスを通してアシストを記録するなど、豊富な運動量を活かして攻撃面でも存在感を示した。
しかし、ブレーメンは不振が続き、2月1日にホルスト・シュテッフェン前監督を解任。ダニエル・ティウネ新監督を迎えて立て直しを図っている最中だ。
菅原は、新体制2試合目のバイエルン・ミュンヘン戦で、今シーズン初のベンチスタートとなっており、今後の起用法にも注目が集まる。
ブレーメンでのウイングバックとしての経験は、代表でのサバイバルを勝ち抜くための糧となるはずだ。名門の立て直しをけん引し、最高の状態でFIFAワールドカップ(W杯)の舞台に立てるか。
シーズン終盤戦は、菅原にとって真価が問われる重要な時期だ。

