かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[2/5ページ]
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9位:遠藤航(えんどう・わたる)
生年月日:1993年2月9日
推定年俸:301万ユーロ(約5億4216万円)
所属クラブ:リヴァプール(イングランド)
25/26リーグ戦成績:8試合0ゴール1アシスト
サッカー日本代表のキャプテン、遠藤航はイングランドのリヴァプールで301万ユーロ(約5億4216万円)の年俸を受け取っている。
これは欧州5大リーグでプレーする日本人選手として9位の金額であり、世界的な名門の一員として確かな地位を築いている。
ドイツのシュトゥットガルトで名を上げた遠藤は、2023年夏にリヴァプールに加入。世界的な名門クラブにおいて「主役」ではないものの、アルネ・スロット監督就任以降は主に試合の終盤に投入され、“クローザー”として仕事を全うしてきた。
今シーズンのリヴァプールは負傷者続出に悩まされており、遠藤はチームの窮地で頼りにされた。
1月のボーンマス戦では、負傷したジョー・ゴメスに代わってセンターバックで途中出場。2月のサンダーランド戦では右サイドバックに入った。
しかし、そのサンダーランド戦で悲劇が起こる。左足首を負傷し、担架で運ばれて無念の途中交代となった。
詳細な離脱期間は発表されていないが、長期離脱は避けられない見込みだ。
今シーズンのプレミアリーグ出場時間は8試合170分間に留まり、数字上のコストパフォーマンスは決して良いとは言えない。
だが、複数の守備位置をハイレベルにこなし、ベンチに座るだけで安心感をもたらすベテランの価値は、チーム内20番目の年俸額を考えれば、むしろ「割安」と言えるほどに大きい。
まずは足首のケガが重傷ではなく、万全の状態でFIFAワールドカップ(W杯)に臨めることを祈りたい。

