かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[4/5ページ]
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7位:町田浩樹(まちだ・こうき)
生年月日:1997年8月25日
推定年俸:377万ユーロ(約6億7860万円)
所属クラブ:ホッフェンハイム(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト
町田浩樹は、昨年夏にベルギーのロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)からドイツのホッフェンハイムに加入した。
このステップアップで推定年俸は50万ユーロ(約9000万円)から377万ユーロ(約6億7860万円)に急上昇。これにより、欧州5大リーグの日本人選手では7位の金額となっている。
しかし、ブンデスリーガでの挑戦はあまりに過酷な幕開けとなった。
デビュー戦となったレバークーゼン戦で左膝前十字靭帯を断裂する重傷を負い、無念の途中交代。全治9〜12カ月という非情な診断が下された。
町田はその後、日本に帰国してリハビリに励み、12月にはドイツへ戻ってクラブが回復具合の確認などを行った。実戦復帰は4月頃が見込まれている。
クラブにとって高額年俸の新戦力を欠いたことは大きな痛手だが、救いは今シーズンのホッフェンハイムがブンデスリーガの台風の目となり、現在3位とUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場圏内を快走していることだ。
チームが好調を維持するなか、町田がシーズン最終盤に「遅れてきた新戦力」として復帰できれば、これ以上のシナリオはない。
デビュー戦での大怪我は悲劇だが、FIFAワールドカップを考えれば、4月復帰は滑り込みでメンバー入りをアピールできる「不幸中の幸い」なタイミングとも言える。
限られたアピールの時間で代表入りをアピールするためにも、町田は万全の状態での復帰を目指してリハビリに励んでいるはずだ。

