かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[5/5ページ]
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6位:伊藤洋輝(いとう・ひろき)
生年月日:1999年2月15日
推定年俸:377万ユーロ(約6億7860万円)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:9試合1ゴール2アシスト
伊藤洋輝は、ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンで推定377万ユーロ(約6億4090万円)の年俸を受け取っており、日本人選手としては欧州5大リーグで6位の金額である。
伊藤は2024年夏にシュトゥットガルトからバイエルンに加入したが、プレシーズンに右足中足骨を骨折して長期離脱を強いられる不運に見舞われる。
復帰後も再発に悩まされ、バイエルン1年目はリーグ戦6試合の出場にとどまった。
それでも、昨年11月のフライブルク戦で238日ぶりの公式戦復帰を果たすと、その復帰戦でいきなりアシストを記録した。
今年1月のアウクスブルク戦では今シーズン初ゴールも挙げ、ようやくその高額年俸に見合う働きをピッチ上で示し始めている。
世界的なスター軍団であるバイエルンにおいて、伊藤の給与水準はチーム内19番目で、主役とは言いがたい。
しかし、センターバックと左サイドバックを遜色なくこなせる「守備のマルチロール」としての価値は高い。
バイエルンはブンデスリーガで首位を独走中で、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でもベスト16進出を決めている。
過密日程が避けられないため、複数ポジションをこなせる伊藤は、チームの疲労管理においても重要だ。
伊藤の復帰は、名門バイエルンにとって価値あるものであると同時に、FIFAワールドカップ(W杯)を控える日本代表にとっても朗報だ。
【著者プロフィール:編集部】
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