
消えかけている神童5人【写真:Getty Images】
現サッカー界ではラミン・ヤマルを始めとする数多くの若手選手が活躍し、チームの中心となっている。しかし、中には将来を大きく期待され、逸材と呼ばれながらも影を潜めた選手も少なくない。今回は、そんな存在感が消えかけている逸材5人を紹介する。[4/5ページ]
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DF:タンギ・クアシ(フランス)

セビージャDFタンギ・クアシ【写真:Getty Images】
生年月日:2002年6月7日
現所属:セビージャ(スペイン)
今季リーグ成績:8試合0得点0アシスト
育成の名門であるパリ・サンジェルマンは何人もの有望株を輩出してきた。
マイク・メニャンやキングスレイ・コマン、アドリアン・ラビオ、マテオ・ゲンドゥージ、クリストファー・エンクンクらフランス代表の主軸を担うような選手がフランスの首都クラブから巣立った。
彼らの後を追うように若くして注目をされたのがタンギ・クアシである。
2019/20シーズンに当時率いていたトーマス・トゥヘル監督によってトップチームに抜擢されると、すでにベテランだったチアゴ・シウヴァに代わる将来の主力候補として注目を集めた。
しかし、より多くの出場機会を求めたクアシはパリ・サンジェルマンからの契約延長オファーを拒否し、2020年夏にバイエルン・ミュンヘンへとフリー移籍。2年目の2021/22シーズンは公式戦22試合に出場と、10代ながら多くのプレータイムを経ていた。
そんな有望株に対して強い関心を示したのがセビージャだった。ジュール・クンデとジエゴ・カルロスを放出した2022年夏に、彼らの代役として1700万ユーロ(約30.6億円)の移籍金で獲得した。
加入からすでに4シーズンが経過しているが、未だに彼らの穴を埋めることができていない。
セビージャ加入から9度もハムストリングの怪我を負っており、直近の3シーズンのリーグ戦は8試合、6試合、8試合とほぼ戦力になれていないのだ。