UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)プレーオフ1stレグで、ノルウェー1部のFKボデ/グリムトが強豪インテルを3-1で下し、3戦連続の金星を飾った。本拠地のスタジアムが人工芝という特徴はあるが、他国のチームとは違う独自性もある。観客の拍手は温かみのある音色に聞こえると、ノルウェー紙『ハイ・ノース・ニュース』が18日に報じている。
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FKボデ/グリムト、強さの秘密とは?
FKボデ/グリムトはノルウェーの中央部にあるヌールラン県の都市ボードーを本拠地としており、人口約53000人ほどの町で戦っている。
アスプミラ・スタディオンはボードー空港との距離が近く、徒歩5分で行けるような非常にアクセスの良いスタジアムだ。
雄大な自然に囲まれており、飛行機の離着陸時にノルウェー海と雪化粧した山脈を一望できるため、世界屈指の絶景ポイントとして知られている。
そんなボードーで、世間の注目を集めているのが、FKボデ/グリムトだ。
今季のCLでは、マンチェスター・シティ、アトレティコ・マドリード、インテルを撃破。トッテナムやボルシア・ドルトムントとは引き分けている。
FKボデ/グリムトが快進撃を続けている理由の一つに、ホームスタジアムの人工芝がある。
天然芝に慣れたチームにとってはボールの転がり方などに苦戦することが多く、実際、各国の強豪クラブを苦しめている。
そして、もう一つはサポーターの存在かもしれない。
同紙によると「北極圏の冬の闇に響くその拍手は、他の大陸で聞くそれとは全く違う。
温かく、ほとんど愛情に満ちた音。
手編みのミトンや革手袋、ダウンに包まれた手から生まれる拍手は、素手同士が打ち合わされる鋭い音とは異なる。
柔らかく、スネアドラムのように鋭くはない。
温もりがあり、優しく、どこか愛おしい」という。
寒空の下、選手たちを応援するためにスタジアムに駆けつけ、声援を送るサポーターたちが、FKボデ/グリムトの快進撃を後押ししているのかもしれない。
果たして、FKボデ/グリムトはどこまで突き進むのだろうか。
