かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[1/5ページ]
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15位:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)
生年月日:2002年8月21日
推定年俸:93万ユーロ(約1億6740万円)
所属クラブ:パルマ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:11試合14失点
サッカー日本代表の守護神である鈴木彩艶は、イタリアのパルマで推定93万ユーロ(約1億6740万円)の年俸を受け取っている。
浦和レッズの育成組織出身の鈴木は、2023/24シーズンにベルギーのシント=トロイデンへ移籍し、欧州でのキャリアをスタート。2024年夏にはパルマへとステップアップを果たした。
“守備大国”のイタリアでも鈴木は定位置をつかんだ。
加入直後はセリエA特有のインテンシティや判断の難しさに直面し、批判を浴びる場面もあったが、持ち前の反応速度と強靭なフィジカルでパルマの守護神としての地位を盤石なものとした。
昨年夏には、ACミランやインテル、チェルシーといったメガクラブが獲得に関心を示していることが報じられるなど、いまや世界中が注目する若手GKとなっている。
イタリア2年目の2025/26シーズンも開幕から第11節まで全試合フル出場を続けていたが、11月に左手を骨折して離脱した。
日本での手術を経てイタリアに戻り、2月下旬から3月上旬の復帰を目指し、最終調整の段階にある。
データサイト『Transfermarkt』における鈴木の市場価値は2000万ユーロ(約36億円)で、日本人選手で5番目に高い。
次のステップで、年俸が一気にアップする可能性は高い。
まずは良い状態で復帰して調子を上げ、万全のコンディションでFIFAワールドカップ(W杯)に臨んでほしいところだ。

