かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[2/5ページ]
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14位:高井幸大(たかい・こうた)
生年月日:2004年9月5日
推定年俸:123万ユーロ(約2億2140万円)
所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:5試合0ゴール0アシスト
高井幸大は、2025年夏に川崎フロンターレからイングランドのトッテナム・ホットスパーに加入した。
しかし、度重なる足底筋膜炎や太ももの負傷に悩まされ、プレミアリーグの名門ではベンチ入りもままならず、冬の移籍市場でドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)に期限付き移籍。
推定の年俸は123万ユーロ(約2億2140万円)で、欧州5大リーグの日本人選手では14位の立ち位置だ。
ボルシアMGでは、加入後すぐに出場機会を手にした。
1月11日のアウクスブルク戦でブンデスリーガデビューを果たすと、同25日のシュトゥットガルト戦で初先発の座をつかみ、信頼を高めている。
2月に入って体調不良もあって2試合欠場したあと、今月14日のフランクフルト戦で先発に戻った。
このフランクフルト戦では、終盤に失点に直結するミスがあったことで、厳しい評価も受けたが、それもまた「世界基準」のセンターバックへと成長するための貴重な授業料と言えるだろう。
実質半年のブランクがある高井にとっても、このレンタルが有益なものとなっていることに疑いの余地はない。
トッテナムは高井の獲得に580万ユーロ(約10億4400万円)という大金を支払ったとされる。
トッテナムは高井と2030年までの長期契約を結んでおり、今回のレンタルは将来の主軸を見据えた戦略的武者修行だ。
まずはブンデスリーガで欧州屈指の個のぶつかり合いを経験し、実戦の中で着実に進化を続けたい。

