かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[3/5ページ]
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13位:浅野拓磨(あさの・たくま)
生年月日:1994年11月10日
推定年俸:146万ユーロ(約2億6280万円)
所属クラブ:マジョルカ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:15試合1ゴール0アシスト
スペインのマジョルカで「ジャガー」の咆哮が聞かれない日々が続いている。浅野拓磨の推定年俸は146万ユーロ(約2億6,280万円)。これは欧州5大リーグでプレーする日本人選手として13位の金額だ。
浅野は2016年からヨーロッパのクラブでプレーし、給与面でも波があった。
アーセナルから期限付き移籍で他クラブに加入していたとき、浅野は推定120万ユーロ(約2億1600万円)程度の年俸を受け取っていた。
2019年にはセルビアのパルチザンに加入したが、クラブの給与未払い問題に巻き込まれ、2021年に契約を解除した。
その後、ドイツのボーフムでキャリアの再出発を図り、年俸45万ユーロ(約8100万円)からリスタート。クラブを降格の危機から救う活躍もあり、再び自身の価値を高めた。
そして2024年夏にスペインのマジョルカと契約し、現行の契約を交わした。
スピードあふれる右ウイングとして、ピッチの上で一定の存在感を放ってきた浅野だが、近年の最大の問題はコンディション面にある。
ひざやハムストリングの負傷で離脱を繰り返し、2月上旬のセビージャ戦で再び戦線離脱。この1年半で5度目となる負傷離脱に、現地メディアからも「計算が立たない」と厳しい視線が注がれている。
浅野の年俸は、マジョルカでは7位タイであり、レギュラークラスの待遇と言えるだけに、コストパフォーマンスが悪い印象を与える。
契約期間が残り半年を切っているにもかかわらず、契約延長の話が聞こえてこないことも気になるところだ。
浅野は2024年9月を最後にサッカー日本代表から招集されておらず、FIFAワールドカップ(W杯)のメンバー入りは極めて困難な状況と言わざるを得ない。

