かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[5/5ページ]
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11位:町野修斗(まちの・しゅうと)
生年月日:1998年9月10日
推定年俸:151万ユーロ(約2億7108万円)
所属クラブ:リーズ・ユナイテッド(イングランド)
25/26リーグ戦成績:20試合2ゴール0アシスト
町野修斗は、ドイツのボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)で推定226万ユーロ(約4億680万円)の年俸を受け取っている。
欧州5大リーグでプレーする日本人選手として11位の金額だ。
町野は、2023年夏に湘南ベルマーレからホルシュタイン・キールに移籍した。
キールでは2024/25シーズンにリーグ戦で11ゴール3アシストを記録して評価を高め、昨年夏に移籍金800万ユーロ(約14億4000万円)でボルシアMGに加入した。
この移籍により、年俸は42万ユーロ(約7560万円)から約5倍に上昇した。
しかし、ピッチではなかなか期待に応えられていない。
町野はシーズン開幕当初、レギュラーとして扱われていたが、得点に絡むことができず、チームも不振を極めた。
9月に監督交代を決断すると、オイゲン・ポランスキ新体制では途中出場が多くなり、ここまで3ゴールとFWとしては寂しい数字に留まっている。
現地メディアの視線は日増しに厳しさを増している。ボルシアMG専門メディア『bmg-news』は今月、「町野はボルシアMGで未来があるのか」と題し、高額な給与に見合わないパフォーマンスを「近年最大の失敗補強になりかねない」と酷評した。
さらに、「この7カ月で彼は居場所を失ってしまった。2人の監督のもとで定着できず、エネルギーが欠けている。だが、契約は2029年まで残っており、年俸は200万超とされる。いまのパフォーマンスを考えると、非常に高額だ」と記した。
町野はサッカー日本代表に継続的に呼ばれているものの、不動の地位を築いているというわけではない。
FIFAワールドカップ(W杯)のメンバー入りをアピールするためにも、クラブでの立ち位置も上げていきたい。
【著者プロフィール:編集部】
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