かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[4/5ページ]
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17位:藤田譲瑠チマ(ふじた・じょえる・ちま)
生年月日:2002年2月16日
推定年俸:75万ユーロ(約1億3500万円)
所属クラブ:ザンクトパウリ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:21試合0ゴール3アシスト
藤田譲瑠チマは、ドイツ・ブンデスリーガのザンクトパウリで推定年俸75万ユーロ(約1億3500万円)を受け取っており、欧州5大リーグに所属する日本人選手の中で17位となっている。
藤田は2023年夏に横浜F・マリノスからシント=トロイデンに移籍し、ベルギーで経験を積んだ。
シント=トロイデン時代の推定年俸は12万ユーロ(約2160万円)で、昨年夏の移籍により年俸は約6倍に上昇した。
ザンクトパウリでは、開幕から先発の座を勝ち取ると、第2節のハンブルガーSV戦で自陣から絶妙なスルーパスを通して初アシストを記録するなど活躍し、ファンの心をつかんだ。
さらに、第14節のハイデンハイム戦では2アシストを記録して勝利の立役者となり、チームの要として奮闘している。
得意とする攻撃のスイッチを入れる配球は、ドイツでさらに磨きがかかっている。
データサイト『one-versus-one.com』の集計によると、藤田の攻撃切り替え時におけるボールタッチ数はリーグ3位の226回を記録しており、ザンクトパウリが藤田を起点に仕掛けていることを裏付ける数字である。
『Transfermarkt』上の市場価値は、昨年6月に300万ユーロ(約5億4000万円)だったが、12月の更新で800万ユーロ(約14億4000万円)まで上昇。活躍が高く評価されていることは明らかだ。
筋肉系のトラブルにより第21節シュトゥットガルト戦で連続出場は途切れたが、すでに戦列へ復帰している。
2月16日に24歳の誕生日を迎えたばかりの若きMFは、ブンデスリーガで最も注目されるアジア人ボランチの一人だ。

