かつて日本人選手の海外挑戦は、それ自体が一種のステータスと見なされる側面もあった。しかし、時代は変わり、もはや欧州クラブに所属する“だけ”では高い評価は得られない。今回は、欧州5大リーグでプレーする日本人選手たちの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』、各スタッツは『Transfermarkt』を参照。データは2月14日時点。[5/5ページ]
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16位:佐野海舟(さの・かいしゅう)
生年月日:2000年12月30日
推定年俸:85万ユーロ(約1億5300万円)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:22試合1ゴール2アシスト
佐野海舟は、ドイツ・ブンデスリーガのマインツで推定85万ユーロ(約1億4550万円)の年俸を受け取っている。
欧州5大リーグに所属する日本人選手の中で16位にランクインしている。
2024年夏に鹿島アントラーズからマインツに加入した佐野は、欧州1年目から活躍し、信頼をつかんだ。
2年目の今シーズンは、さらに評価を高めており、ここまでリーグ戦全試合にフル出場している。
マインツは今シーズン前半戦に低迷が続いたが、その中で佐野は孤軍奮闘。地元メディアの『アルゲマイネ・ツァイトゥンク』は前半戦の総括記事の中で、「中盤の底で掃除屋としてあらゆる火種を消した。彼が不在の時間を想像することすら恐ろしい」と最大級の賛辞を贈った。
その評価を裏付けるのが驚異的なスタッツだ。
ブンデスリーガ公式サイトによれば、2026年2月時点でのデュエル勝利数は堂々のリーグ2位。さらに総走行距離でもリーグトップクラスを維持しており、数値の上でもリーグ屈指のボランチであることを証明している。
マインツが獲得に投じた移籍金は250万ユーロ(約4億円)だったが、データサイト『Transfermarkt』における現在の市場価値は2500万ユーロ(約40億円)にまで高騰した。
クラブにとって、これほど「お買い得」な補強は近年稀に見る快挙と言える。
チーム内での年俸順位は19位タイで、最高のコストパフォーマンスを見せており、近い将来のビッグクラブ飛躍にも注目だ。
【著者プロフィール:編集部】
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